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2012/02/25 (Sat) 誤り続ける国策

去年の台風12号の威力は凄まじかった。熊野川の氾濫、日高川の氾濫 そして紀伊半島で90人以上の行方不明者。
うちの前にも川が流れててはいるのですが、渓谷を縫うように流れているので氾濫まではいきませんでしたが、それでも恐怖を感じさせる唸りをあげていました。

熊野、日高川に共通することは両方とも河原が広くその先に平地が連なる地形でこれが致命傷になり、川岸の民家を飲みこんでいきました。

私が復旧工事に出向いた民家では川岸から100m程離れているにも関わらず、2階の押し入れまで川砂で埋まり、その増水の凄まじさを見せつけられました。

熊野川については調べていませんが、日高川の氾濫は間違いなくダム建設による人災といっても良いでしょう。なぜダムが原因だったのか? 大雨で満水状態になったダムを一気に開門した結果あのような大災害を招いたと地元の人は誰しも思っています。

大雨で山崩れが大規模で起き、山間部でも多くの人が亡くなりました。

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0908-MKm05.jpg
全て植林の山々



テレビで流していたせき止め湖も山崩れが原因で川をせき止めてしまい、崩壊の危険性があるため付近の方々は現在も非難をよぎなくされています。

テレビでは一切報じていませんが、明らかに昭和30年頃から始まった「植林政策」の結果である事は間違いありません。
なぜか? 戦後の復興のために木材需要を見据え、国が補助金を出し広葉樹などの自然林を伐採し、代わりに針葉樹の杉 桧などの植林を促しその需要に応えるものでした。しかし杉、ヒノキにしても今日明日で製品化になる訳ありません。最低でも30年~40年かかります。
その間、国は栄え、核家族化が進み地方から都市部に人口が流れ、結果山林はその担い手を失い何十年も手入れをされず放置された杉 桧。

仕事で山々に行った時、目にする杉、ヒノキの植林は惨憺たるものです。木はやせ細り地面は草も成長出来ないほど日が当らず枯れ落ちた杉やヒノキの葉が堆肥となり重なりあってるだけです。
当然保水力も無くなり、根も張りませんから地盤が弱くなり、そして山崩れを引き起こすのです。自然林と違い人工林は人間が手を加え維持しないと破滅がまってます。山が死んでいくのです。

最低30年以上経過しないと採算性のない植林政策、なぜ当時のリーダーは見抜けなかったのか?地方の集票目的であることは明確です。
戦後の国策は政治家が利権や集票目的での国策を立案し、地域迎合型の誤った国策が多く、現在もなおそのツケが国民全体に回って来てます。外交問題もしかりですね。世の中の流れは一瞬では変えられません。いま国民は次世代へ現在の禍根を継承させてはいけないと考えます。次世代に未来を託す現国民として。


次回は和歌山の解りやすい無駄な公共事業を叩いてみます。

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